市内に避難所が設けられている川崎市で、動物病院が避難者のペットを預かるボランティアに取り組んでいる。市獣医師会会長の馬場国敏さん(62)は「ペットのためだけでなく、スムーズな避難の実現にもつながる」と話している。
馬場さんの動物病院に9歳の雑種の雄犬「ポテト」を預けている会社員菜花(なばな)功さん(45)の一家は、福島県いわき市で被災した。妻貞子さん(45)の父(80)は体調を崩して数日前に同市内の病院に入院したばかり。海に近い病院は津波に襲われ、父は3階まで逃げて助かったが、退院を余儀なくされた。
いわき市では新たな受け入れ病院が見つからず、菜花さん一家も県内の親類宅に転がり込んでいる状況だった。このため、転院先を求めて別の親類がいる神奈川県への避難を決断した。
一家は3月17日に神奈川入り。夫婦と長女の友華子さん(22)は川崎市中原区に住む次女里沙さん(20)のワンルームマンションに身を寄せた。ポテトは駐車場の車に残して交代で面倒をみることにし、「着いた日ぐらいは、ゆっくり過ごさせてやりたい」(貞子さん)と、1晩だけ預かってもらうつもりで近くの馬場総合動物病院を訪れた。
馬場さんは1995年の阪神大震災の時に現地の動物救護センターで活動するなど、動物救護ボランティアの経験が豊富だ。菜花さん一家の話を聞き、「被災地だけでなく、避難先でも支援を」と、ポテトを無料で預かることにした。
「ポテトは弟だと思っている。置いて来られなかった」と友華子さん。貞子さんは「先のことを考えずに連れてきた。本当によかった」と喜ぶ。ポテトを引き続き馬場さんに預かってもらえることで、3月末に相模原市のアパートに入居できたという。
馬場さんは今、市とどろきアリーナにいる避難者を含めた5家族の犬や猫計12匹を預かっている。「市内ではほかにも2軒ほどが避難者のペットの一時預かりをしており、獣医師会全体が支援に動き始めている」と話す。ポテト良かったですね。
家もペットの飼えるマンションなので、出来ればこういったペットを預かりたいのですが、上手くめぐりあわせがないと難しいのでしょうかね。
posted by omiwa at 17:52| 神奈川 |
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